バチェロレッテ福田萌子さんが結婚に踏み切れない理由を心理カウンセラー的に勝手に分析してみた
目次
バチェロレッテ最終回まさかの展開に!!
Amazonプライムの大人気恋愛リアリティ番組「バチェロレッテ」!いよいよ本日、最終話が配信されました。
恋愛心理カウンセラーとして、結婚相談所仲人として、25歳の息子と22歳の娘を持つ親として、とにかくいろんな角度から真剣にいろいろ分析しながら見ていました。
恋愛やコミュニケーション、人間心理を学びたい方、婚活中の方にはとっても参考になる最終回だったので、良かったら私の視点からみた一つの意見をご覧ください。
◆前回ブログはこちら
大注目のバチェロレッテを恋愛心理カウンセラー的に分析してみた~ネタばれ含む~
【お断り】
・以下、ネタバレ含みます。
・あくまで個人的な主観に基づく感想です。
出演者の方を貶める意図は一切ありません。
最終ローズの行方は?
バチェラーシリーズでは、ファイナルローズは二人の前でどちらかに渡されていたのに、なぜかバチェロレッテでは
2人の男性が時間差で萌子さんの前に一人ずつ現れるという展開に。
もうこの時点で、「ああ・・・これはローズは無いな」と思ったのは私だけではないはず。
最初に現れた黄さんに向かって、萌子さんは
「すごく魅力的でした。最初から男性として惹かれていた。(・・・中略)だから私も自分の中のストッパーを取り払って気持ちを一歩踏み込んだ。だからわかったの。私の人生のパートナーは黄さんじゃない」
その後のインタビューでは
「自分と似たところを沢山持ってる黄さん。熱烈にひかれなかった。」
と話しています。
心理カウンセラー的目線から黄さんへの判断を分析すると
これ、萌子さんの性格だったら絶対あるあるだと思ってました。知的好奇心が旺盛で人間観察がするどく成長意欲の高い萌子さん。
だからこそ、自分が持ってないものに対する憧れや興味がすごく強いのでしょう。
杉ちゃんという彼女が今まであまり出会ったことのない感性や個性・人格の持ち主がいたからこそ、二人を比較する中で、余計そこに気づかされてしまった感がありますよね。
愛を与え続けてくれた杉ちゃんに対しては?
次に杉ちゃん登場。
「杉ちゃんと会えなくなるのヤダ・・もうちょっと一緒にいたい。でも恋人としてじゃない。杉ちゃんのことすごくすごく好き。お別れしたくないしもっと一緒にいたいし、だけどそれって女性として男性を見る目じゃない。」
とバッサリ。
その後のインタビューでも
「杉田陽平さんって人、その人にすごく惹かれて一緒にいたいとか会いたいとか思ってた。そこから始まる何かもあるかもしれないから、ローズ渡してもいいじゃん、ってちょっとずるく考えたりもした。けどそれってひどいよね。そんな風に杉ちゃんの気持ちを弄んじゃいけないし、それって杉ちゃんの優しさや包容力に甘えてるだけ。だからお別れをする。」
と正義感溢れる正直なコメント。
心理カウンセラー的目線から杉ちゃんとの関係を分析
杉ちゃんを男性として見れないことは、黄さんへの態度と全く違うことから前回ブログでも書きましたが一目瞭然でしたね。
ただ彼に人として惹かれているのは誰もが気づいていたと思うので、杉ちゃんを選ぶのでは?と思っていた方もいらっしゃると思います。
でもやっぱり彼女は「恋してない」自分を客観視して、ずるい選択はできないと判断しました。
これもまた彼女の本音だし、本当に正直な人だな~と思う。
彼女は自分に『誠実さ、正義感、正直さ、人への向き合い方』はこうあるべき、という理想を課しているいる人なんでしょうね。
以前に「たらればなんてない」とおっしゃっていたけど、生き方はすごーく潔い!!
ただね、
「こうあるべき」が強い人は、誰かと付き合う時にそれが結構、障害になってしまうんです。
なぜ萌子さんは本気の恋愛をしても結婚に至らないのか
相手の気持ちをもてあそぶような中途半端な決断はできない、と話した萌子さん。
でもね、”もてあそばれた、とか中途半端”って感じるかどうかは相手次第だと思いませんか?
コミュニケーションの基本は『相手がどう捉えるか」を確認することが大切なんです。
それを相手に確認しないで自分の思う『正義、誠実さ』というものさしで、「これはズルいことだからダメ」って自分本位な判断をするから、結局相手ともう一歩踏み込んだ二人だけの価値観の創造ができず関係性が育めないんですよね。
(↑これ、めっちゃ『愛され上手プログラム』でお伝えしていることです!!)
もちろん今回は、彼女が主人公の物語だから勝手に決めても悪くはないです。
ただ今後彼女が
・結婚を考えられる人に出会いたい。
・「真実の愛とは」の答えを見つけたい。
そう思うなら、2回結婚して「真実の愛を見つけた」先輩として一言アドバイスさせてください。
私の思う真実の愛とは
恋は自分だけでも出来る。
ても、愛は相手のその時の感情や考え方、感じ方、価値観を一つ一つ確認してお互いで育もうとしないと育たないし継続できない。
その過程の中で、世間の一般常識や自分のふりかざす正義とか正論とかは邪魔なだけ。
←実際にこれで私は失敗しました(笑)
萌子さんの過去の恋愛話から私が推測したこと
さらに決定的だったのが、彼女が杉ちゃんに話した会話。
「過去の恋愛で、これが本当の愛かなって思ってた人がいて。なんか私の中で見つけた、今までにない感情だったし、すべてが運命的に重なって。まっすぐに愛情を表現してくれて。全力で愛した人がいたの。・・・でも失ったの。理由がわからないんだけど。あんなに愛を与えてくれたのに・・。」
ここからも、彼女は結局、
「相手がいつ、どんな出来事にどんな感情を抱いて、その結果、どうやって愛情を継続できなくなったのか」に気づけてないし、相手にそれを確認もできてないのだな、ということがわかります。
相手も彼女に理由を言えなかったのは、正論をふりかざす彼女に伝えても理解されない、と感じたのかもしれません。
彼は彼女の「正しさ」が息苦しかったのかもしれないし、彼女の考える『思いやり・愛情』と彼が求める『思いやり・愛情』は行動や表現が違ったのかもしれない。
これはあくまで推測でしかありませんが・・・。
ただ一つだけ言えるのは、真実の愛は今までの自分の価値観に捉われないことから始まります。
自分の理想があって、ブレないのは素晴らしいです。ただぶれないことと頑固さは紙一重。
本当の愛を見つける3ステップとは
1.まずは自分が「信じられない、許せない」と感じるような相手のずるさや、醜さや矛盾をに対して「なぜそうなったのか」を知って理解しようとすること。
2.そのずるさがお互いにとって、「本当に許せないことなのか」などの価値観のすり合わせを二人ですること。
3.世間や自分のルールではなく、二人の間だけで成立する価値観の再構築をすること。
一生続く最強の信頼関係、真実の愛はそこから生まれるのだ、と私は思っています。
とまあ、萌子さんの本当の姿を知らない私がこんな勝手なことも言えないのですが。
リアル恋愛エンターテインメントとしては最高傑作で十分楽しませていただきましたし、ここから学べたこと、感じたことも皆さんそれぞれあったと思います。賛否両論ある中で心ない言葉に傷つく出演者の方もいるでしょうから、あえてこれは私の独り言と受け止めていただければ幸いです。
ただ、この番組と私のブログ、持論が必要な人に必要な形で届くといいな、ただそれだけを願っています。
全ての人が真実の愛を見つけられますように。愛をこめて
『真実の愛』を育める女性になる
日経doorsでも連載中の愛され上手プログラム全6回
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